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キーウェストとは

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キーウェストは、アメリカ合衆国フロリダ州内のフロリダ海峡にある島です。
ドレッジャーズ・キー、フレミング・キー、サンセット・キー、ストック・アイランドの北部の別個の島々と合わせて、キーウェスト市を構成しています。

キーウェスト島は長さ約6キロメートル、幅約2キロメートルで、総面積は約11キロメートルになります。
キューバから北へ約150km、マイアミから南西へ約210kmに位置しています。

キーウェスト市は、フロリダキーズのすべてとエバーグレーズの一部を含むモンロー郡の郡庁所在地であり、市の総面積は14.5キロメートルです。
ちなみに市の公式モットーが「One Human Family」ですが、私なりの解釈で「人類は一つの家族である」といった意味でしょうか。

キーウェストは米国最南端の都市で、フロリダキーズ高速道路で結ばれた最西端の島です。
メインストリートであるデュバル通りは、メキシコ湾からフロリダ海峡と大西洋を横断する14ブロックの長さで、1.8キロメートルあります。

キーウェストは多くの旅客クルーズ船の寄港地でもあります。

そして海軍航空基地キーウェストは、熱帯性気候のために年間を通じて海軍航空の重要な訓練場となっており、これが理由でこの地がハリー・S・トルーマン大統領の冬のホワイトハウスの場所として選ばれました。

気候

暖流であるメキシコ湾流の影響もありで、フロリダ自体が年間を通して温暖な気候で、とても過ごしやすく快適です。

南部であるキーウエストは亜熱帯性気候になります。
キーウエストの緯度は実は那覇とほぼ同じで、年間平均気温は25℃前後の穏やかさです。

国立気象局によりますと、フロリダキーズとマイアミビーチは、霜や凍結を記録したことがない米国内で唯一の土地として知られています。

春が3月~5月、夏が6月~8月、秋が9月~11月、冬が12月~2月となっております。
湿った季節と乾燥した季節、いわゆる雨季と乾季もあります。

11月から4月までの期間は通常晴れていて、かなり乾燥しており、年間降雨量はわずか25%です。
5月から10月は通常雨季で、雨季にはほとんどの日に雨が降り、短時間ではあるものの激しい熱帯性の豪雨となり、その後に強い日差しが照りつきます。

スコールや雷雨が午後に起こるのが一般的なフロリダ本土とは異なって、キーウェストではそれらは早朝の時間帯に起こります。
この季節には東の風からの熱波が、時折過剰な降雨をもたらします。

そしてまれに発生するハリケーンは、非常に激しい雨を伴うこともあります。
平均的に降雨量は、8月と10月の間にピークを迎えるようです。

キーウェストはフロリダで最も乾燥した都市であり、年間平均降水量は40インチ弱となっております。
フロリダ本土の半島地域であるオーランド、タンパ、フォートマイヤーズなどでは、6月と7月の平均月降水量は通常7~10インチですが、キーウェストではその半分の量しか降りません。

行き方

2020年7月現在、キーウェストへの直行便はありません。
また、フロリダへの直行便もありませんので、お選びになられる航空会社にもよりますが、ハブ空港のダラスに飛び、そこから国内線でオーランドかマイアミまで行かれるとよいでしょう。

キーウェストへは是非レンタカーを借りてドライブなさってください。
マイアミあたりから運転してオーバーシーズ・ハイウェイを南下すると、片道約4時間程で距離は約270kmくらいですが、道中セブンマイル・ブリッジを含む珊瑚礁の海の上を走る絶景のドライブコースになります。

旅行会社のツアーでお申し込みされますと、バスなどでのんびりと移動を楽しめるのもいいですね。
途中の観光スポットなどに立ち寄ってくれるのも有り難いかもです。

旅慣れていらっしゃる方はご存じかもしれませんが、その国の地方都市などへ行く場合、行かれる国の航空会社をご利用なされるとよろしいでしょう。
チケットが安くなることも多く、また乗り継ぎも大変便利です。